2015年6月13日午後、私はクイーン・エリザベス号で3泊4日のイギリス領ガーンジー島へのショートクルーズに出発するために乗船していました。

午後3時のチェックイン指定を早々と午後1時頃にはチェックインしてしまい、午後2時頃にはリドレストランでランチ。

その後、午後4時の避難訓練 Guest Emergency Drillも済ませました。

後は、クイーン・エリザベスの出港風景を見るのが楽しみです。

大型船の岸壁への離着岸作業は、見応えがあります。

もやいロープの解き放ちと係留作業は、潮流や風などの影響に加えて、もやいロープの重さ、大きさゆえに迅速で的確な作業が要求されます。

この作業がどんな風に行われるかが離着岸の大きな見所の1つです。

また、離着岸の操船も見逃せません。

離岸する時には、スラスターという船体内にあるプロペラで平行に離岸することができます。

昔は、タグボートで引っ張っていましたが今はほとんどそのようなことはしません。

離岸よりも接岸の方が操船としては面白く見れます。

9万トンの巨大な質量がある船を、岸壁にどうやって平行にピタリと接岸させるのか船長などの腕の見せどころです。

タモリ倶楽部でも、船の接岸作業をビデオで撮影している方たちの特集があったくらい面白いのが船の離着岸なのです。

ま、ほとんどの乗客の方々、特に女性は何の興味も抱かないようですが。

今回のガーンジー島へのショートクルーズでは、ガーンジー島の沖止めになりますので、この離岸接岸作業は、サウサンプトンの出港時と帰港時の2回しかありません。

私は、ヨット乗りでしたので小さな船といえども、港の離岸接岸には結構気を遣っていたこともあり、余計、巨大船のこうした作業には興味があるのです。

ところが、肝心の出港時間がよくわかりませんでした。

当日6月13日の船内新聞 「DAILY PROGRAMME」によると次の記載があります。

  • 4:30pm All Aboard ! 全員乗船!
  • 4:45pm Sailaway Music With CHANGEZ 出港の音楽

つまり、4時半には乗船のためのハシゴ(ギャングウェイ)が揚げられ、しばらくしてガーンジー島に向けて出港する予定なので、4時45分には出港の音楽が奏でられるという段取りのようです。

ところが、デッキ9の船尾付近、リドプールデッキでバンドのCHANGEZが出港の音楽を演奏するという場所でその時間にもやいロープを解くなどの出港風景を見るべく陣取っていました。

16時45分ころには、時間通りにバンドによる音楽も始まり、その音楽に合わせてキュナード社のスタッフが踊り出すなど、出港への雰囲気はいやが上にも盛り上がってきました。

ところが、岸壁では食料品などの資材積み込みで大忙しのようで、一向に出港する雰囲気ではありません。

しかも、ロイヤル・カリビアン・インターナショナル(RCI)のアンセム・オブ・ザ・シーズが先に真横を通り抜けて出港してしまいました。

バンドの演奏もしばらく続いていましたが、やめてしまいました。

クイーン・エリザベス デッキ9クイーン・エリザベス デッキ9

そのうち、ブリタニアレストランでディナーの時間と指定されている18時近くになりましたので、やむを得ずデッキ3にあるブリタニアレストランの上階に行くことにしました。

17時55分にデッキ3に降りて外を眺めると、すでにクイーン・エリザベスは出港してしまっており、岸壁を離れだしていました。

つまり、クイーン・エリザベスは1時間遅れで出港してしまったのです。

そうしたことから楽しみにしていた出港風景を残念ながら見ることはできませんでした。

ただし、この日のクイーン・エリザベスの出港風景を陸からビデオで撮影している人がいました。

次がそのビデオですが、撮影場所はクイーン・エリザベスが停泊していた埠頭付近であると思われます。

2015年6月13日は、サウサンプトン港からほぼ同時刻にアンセム・オブ・ザシーズ、クイーン・エリザベスそしてブリタニアの順に出港していきましたので、その3船の出港風景がビデオに収まっています。