英領ガーンジー島について

2015年6月13日、イギリス南部のサウサンプトン港を出港したクイーン・エリザベスは、6月15日の早朝、英領ガーンジー島のセント・ピーター・ポート沖合に錨泊しました。

ガーンジー島は、私も今回のショートクルーズで初めて知りました。

イギリス海峡のチャンネル諸島の一つの島ですが、ほとんどフランスの陸地に近い位置にあります。

首都は、セント・ピーター・ポートです。

イギリス領であり、エリザベス女王を君主としていますが、いわゆる連合王国、United Kingdomには属していません。
そのため、イギリス議会の支配が及ばず、独自の議会と政府を持っており、高度の自治権があります。
また、EUにも加盟していません。

主権国家ではないようでイギリスの法律や税制は適用されませんが、外交や国防はイギリス政府に委任しています。

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特異な歴史として、1940年から1945年までナチス・ドイツに占領されていました。

さて、クイーン・エリザベスのテンダー(小船)で10時半頃セント・ピーター・ポートヴィクトリア・ピアに上陸した私の今後の予定は、予約している13時55分時出発の「Coast & Countryside Drive」に参加することです。

ということで、3時間近くの自由な時間があります。
この間にセント・ピーター・ポートの市街地散策、昼食を取ることにしました。

コーネット城 Castle Cornet について

どこに行くかですが、とりあえずテンダーの中から左手に見えていた「コロネット城 Castle Cornet」に向かうことにしました。

港から見えているますので距離感も分かりますし、セント・ピーター・ポートの観光スポットの一つでもあるからです。

コーネット城 Castle Cornet
コーネット城 Castle Cornet Photo by Richard Stockwel

11世紀にイングランドが、フランスに攻め入って以来、両国の攻防が繰り返されましたが、コーネット城は、初期段階からイングランドの拠点となってきました。

第二次世界大戦時には、ドイツに占領され、現代の要塞として使用されました。

さて、ヴィクトリア・ピアから南に向かって歩き出しました。左側には海が見え、コーネット城も見えていますので安心です。

やがて、ヨットハーバーというかボートの係留池が見え出します。

ここを左に、東の方に折れ曲がると後は一直線でコーネっと城です。

歩いて行くと、途中にはパワーボートが数隻陸置きされています。

しばらくすると、ガーンジーヨットクラブがあります。
なかなか立派なヨットクラブの建物で、前には大きなディンギー練習用の池があります。池の水の深さは浅く1mくらいのようです。

ガーンジーヨットクラブ Guernsey Yacht Club

このヨットクラブの横では、夫婦の方がパワーボートを手入れしていました。少し、話しかけてみましたが、時速100km近くは出るようです。
お金のかかる趣味だが止められないと言っていました。

ヨットクラブを過ぎるとコーネット城は、すぐ間近です。

コーネット城の大砲発射 Noon Day Gunについて

手前の方に入り口があり、入って行くと売店兼チケット売り場があります。
入場料が10ポンドと2,000円近いので迷っていると、売り場のおばさんがいきなり、早くこっちへ来なさいと出口のほうで手招きします。

何のことかと思いつつ出口から顔を出した瞬間、うえのほうでパーン!と大きな音がしました。

大砲の砲口が見え、どうやらこの大砲を発射したようです。

この大砲は、「Noon Day Gun」と言い、正午に空砲発射し、住民に時を知らせるものです。
スコットランドのエディンバラに似たような大砲があると記憶しています。

タッチの差で見損ないましたが、残念でした。セント・ピーター・ポートで観光される時は、コーネット城で行われる12時ちょうどの「Noon Day Gun」を見逃さないようにしてください。

親切なおばさんに10ポンド払い入場することにしました。

城内には、ガーンジー島の歴史を物語る博物館もあります。

コーネット城のカフェでティータイム

他にも見るべきところは色いろあるようですが、セント・ピーター・ポートの市街地散策もしたいことから、早々に見物を取りやめ、城の東の端にあるカフェに行きました。

ここでは、軽食も販売していますが、私はアップルパイとミルクティーにしました。

コーネット城のティータイム

トレーを持って外に出て、沖合に猫白しているクイーン・エリザベスを眺めながらティータイムを楽しみました。

この後は、元来た道を戻りセント・ピーター・ポート市街地に戻りました。

クイーン・エリザベスのクルーズスケジュール