前回の記事で、2013年イギリス・アイルランド旅行で使用した携帯電話、WiFiモバイルルーターのレンタルなどを整理しました。

今回は、6月に出かけるクイーン・エリザベスショートクルーズで使用する携帯電話、WiFiモバイルルーターをどうするか検討してみます。

なお、今回はイギリス国内の話で、洋上のクイーン・エリザベス船内での携帯電話、データ通信は別の記事で紹介します。

2年前は、auの携帯電話、いわゆるガラケーを使用していましたが、現在はiPhone Plus6、スマホに変えています。

ノートパソコンとタブレットのiPadは、2年前のものと同じものを使用しています。

最近、5月からSIMフリーとなりましたが、私の手持ちのiPhoneはこの恩恵を受けられないようでauのSIM制限がかかったままとなります。

携帯電話について

選択肢は、2つあります。

1 前回、ロンドンの携帯電話屋で購入したSAMSUNGの1000円の携帯電話を再度使用する。
2 現在使用中のiPhone6を使用する。

前に購入したSAMSUNGの1000円の携帯電話を使う

この場合、電話機と充電器はすでに持っていますので、イギリスでSIMカードを購入して挿入すれば使えるようになります。ただし、SIMカード挿入後の初期設定をどうするかの問題があります。

また、現在2年前のSIMカードを電話機に挿入していますので、これにイギリスではトップアップと言う料金を再チャージをすれば使えるかもしれません。

いずれにしろ、料金は2,000円もあれば当座は十分で、足りなくなれば1,000円単位くらいでトップアップすればいいだけです。

ただし、電話番号は日本のiPhoneの電話番号とは異なりますので、電話番号を知らせていない相手からの通話はつながりません。

また、データ通信はできないと思いますし、メールも多分使用できないのではないかと思います。

手持ちのiPhone6を使う

これが使えればベストです。

iPhone6 plusですから、通話以外にも、メール、WEB閲覧、写真・動画撮影などにも使えます。

また、デザリングできれば、iPadやノートパソコンにつないで使用範囲が格段に広がります。

最大の問題は料金です。

SIMフリーでないので、auの海外ローミングを使うことになると思いますが、かなりの金額になりそうです。

それでも、現地WiFiにつながるのであれば、夜間のホテルの部屋などで使えれば持っていく意味があります。

海外データ通信について

簡単にいえば、イギリスで持参しているノートパソコンやiPadが使えるようになることです。

WiFiモバイルルーターについて

前回は、テレコムスクエア社のモバイルルーターを利用しましたが、24日間の使用で36,600円もかかりました。

今回は、iPhoneがありますので、イギリスでデザリングができれば不要となります。

イギリスでau iPhone6の海外デザリング

デザリングとは、ノートパソコンやiPadなどのタブレットをWi-FiやBluetoothでiPhone6と接続しインターネット接続を実現する機能です。

デザリング

私のiPhone6では、すでに日常的に使用し、iPadでインターネットに接続しています。

auの公式サイトによると、このままでは海外ではデザリングはできず、「海外ローミング利用時にデザリングを有効にする場合は、GSMローミングをしたうえで、電源オフ/オンを実施してください。」となっています。

また、「海外ローミングの際、「海外ダブル定額」対象の事業者でのテザリング通信は定額対象としてご利用いただけます。」とも書いています。

つまり、GSMローミングを使用できるようにすることが第1歩のようです。
私のiPhonePlusは、GSMの対応機種です。

対応機種一覧:海外で使う(グローバルパスポート

なお、国際ローミングとは契約しているサービスエリア外のイギリスなどの外国に端末を持ち込んでも、基本的には契約国と同様に利用できるサービスのことです。

auのグローバルパスポートについて

以下の情報については、変更されることもありますので、利用される方は必ずau等のサイトで最新情報を確認して下さい。

auでは、この国際ローミングサービスを「グローバルパスポート」と言います。

利用に際しては、申し込みは不要でiPhoneで設定すればできるようになります。

◯ 料金の仕組み

使ったぶんだけかかるもの 日額の上限があり、定額になるもの
電話(音声通話) SMSメール(Cメール) メール・インターネット(データ通信料)
エリアごとに異なります。 送信:100円/通信料:無料
上記金額は免税です。
通信料は機種ごとに異なりますが、「海外ダブル定額」なら2段階の上限(低額)があるので、安心して利用できます。

※一部地域では定額にならない場合があります。利用できる地域など、詳しくは「海外ダブル定額」をご覧ください。

◯ イギリスのグローバルパスポート料金

国・地域名
<通話明細書上の表記>
音声通話料(1分あたり) SMS データ通信
発信 着信 送信 受信 LTE UMTS/GSM CDMA
滞在国内 日本あて 日本以外 着信
イギリス(注1)U.K. 80円 180円 280円 110円 100円/通
(※1)
無料 1.6円/KB

※1グローバルパスポートGSMにおけるスマートフォンからのSMS (Cメール)送信料は、グローバルパスポートCDMAでのSMS (Cメール)送信料として、料金照会ページや請求書に記載されます。

やはり、かなりの通話料金になります。イギリス国内でも1分あたり80円です。

注意しなければならないのは、着信、つまり日本からかかってきても1分当たり110円課金されます。

SIMフリーであれば、日本の国内通話料よりも安くなると思います。

問題は、データ通信で1.6円/KBでどのくらい使えるかです。

auの公式ページの「ご利用例:通話+データ」では、計算例が掲載されています。

◯ 空き時間にネット(1時間)で8ページ閲覧の場合

データ通信:8ページWEB閲覧 1,000KB×8ページ×1.6円=12,800円

たった1時間のインタネットでサイトを見ただけで12,800円ですから、これでは事実上使えません。

海外ダブル定額

グローバルパスポートのイギリス料金は、上記のとおりですが、さすがにこのままではデータ通信は使う気になれません。

そこで出てくるのが「海外ダブル定額(4G LTE)」です。

海外のパケット通信料金が定額になるサービスです。
4G LTE〈iPhone、iPad、4G LTEスマートフォン、4G LTEケータイ、タブレット、データ通信専用端末〉をご利用の場合、全世界約200カ国のうち161の国・地域 (※) でご利用が可能です。

もう少し詳しく言うと、

約24.4MBまでのパケット通信料が最大1,980円/日(免税)、どれだけ使っても最大2,980円/日(免税)でOK!
テザリングの通信料も上限額の対象!
4G LTE対応機種なら、「海外ダブル定額」の対象事業者に自動で接続されるので、使いすぎの心配がありません。

もう少しわかりやすく言うと、24.4MBまでの通信の場合が1日最大1980円、それ以上を超える通信した場合でも日額最大2,980円ということです。

これなら、1日最大3,000円程度に収まりますので安心ですね。

◯ イギリスでの利用可能事業者一覧

利用可能事業者
<通信明細上の表記>
対応ネットワーク パケット通信 海外ダブル定額
LTE UMTS GSM CDMA
EE (Everything Everywhere)
<TMO/イギリス、ORA/イギリス>
Hutchison 3 UK
<3UK/イギリス>
Telefonica O2 UK
<O2 /イギリス>

国際ローミングでは、無意識に使いすぎて請求額が数十万円にもなって青くなることがあるそうですので用心してください。

上の表の利用事業者以外にイギリスでWiFi接続すると、海外ダブル定額の適用外になり、いわゆるパケ死と称する高額請求になりかねません。

ただし、海外ダブル定額は、「LTE NET」「LTE NET for DATA」というに加入しておく必要があります。これは、インターネット接続サービスのことです。日頃からスマホでインターネットを使用していれば、すでに加入しています。

また、海外ダブルサービスは、データ通信だけ適用されますので、音声通話はグローバルパスポートのままですので、使いすぎには注意してください。

使用方法は、簡単でイギリスでWiFiに接続すれば良いようです。

当記事は私の知見の範囲内で書いておりますので、正確性を保証するものではありません。
よって、実際にiPhone等を使用される場合は、auの最新サイト等で確認した上でくれぐれも自己責任でお願いします。

なお、au、ソフトバンク、ドコモ以外にもインターネット接続サービスやスマホ等をお持ちでない場合海外用スマホのレンタルもあります。