クルーズ情報専門誌「CRUISE」のウェブ・サイト「Web CRUISE」の記事、「ボイジャー・オブ・ザ・シーズに、日本人9,000人が予約」に面白い事が書かれていました。

つまり、ロイヤル・カリビアン・インターナショナルのクルーズ客船ボイジャー・オブ・ザ・シーズで4月~5月にかけて行われる日本発着クルーズ3本と日本と天津の片道クルーズに約9,000人の日本人ゲストが予約しているとのことです。

ボイジャー・オブ・ザ・シーズは、ご存知のとおり、13万7000トン以上の巨大船で総乗客定員は3,840人です。

2015年4月~5月 ボイジャー・オブ・ザ・シーズ 乗客の内訳け


期間 発着港 コース 日本人
乗客
外国人
乗客
4月25日~
5月1日
東京発
横浜着
済州島・博多・名古屋クルーズ7日間
(福岡乗船5日間/名古屋下船6日間含む)
2,800人 300人
5月1日~
5月6日
横浜発
東京着
ゴールデンウィーク憧れのクルーズ済州島・長崎6日間
(JTBメディアリテーリングによるチャータークルーズ )
3,600人
5月6日~
5月14日
東京発
横浜着
沖縄・台湾クルーズ9日間
(神戸港発着7日間含む)
2,000人 800人
5月14日~
5月23日
横浜発
天津着
春の日本寄港片道クルーズ<選べる発着地>2泊~9泊10日 600人 2,000人
9,000人

この内訳を見てみると、5月1日~5月6日の「ゴールデンウィーク憧れのクルーズ済州島・長崎6日間」は、チャータークルーズなので全て日本人乗客です。

また、5月14日~5月23日の「春の日本寄港片道クルーズ<選べる発着地>2泊~9泊10日」は、片道クルーズでもあり、中国人かと思われますが大部分が外国人乗客で、日本人乗客は23%程度です。

4月25日~5月1日の「済州島・博多・名古屋クルーズ7日間」と5月6日~5月14日の「沖縄・台湾クルーズ9日間」は、日本発着の公募型クルーズですが、日本人乗客の割合はそれぞれ、90%、71%となっています。

つまり、公募型の日本発着クルーズでは、このデータで見る限り日本人乗客の割合は70%~90%ということになります。

ボイジャー・オブ・ザ・シーズは、どうかすると90%近い日本人乗客を乗せて日本発着のクルーズをするわけですから、やはり、日本語を話せるスタッフ、日本語船内新聞・アナウンス、日本人向けメニューのある食事、大浴場などのソフト・ハード面にわたる対応が必要になるのでしょう。

同様に、外国船社のプリンセス・クルーズもかなりの対応を行っています。

その経済力の大きさに比べて、日本人のクルーズ人口は年間20万人にとどまっていますが、今後、飛躍的なクルーズ人口の増加が見込まれています。

ロイヤル・カリビアン・インターナショナルやプリンセス・クルーズ以外の外国船社も、日本発着クルーズに本格的に参入してくるには、そのままのクルーズ客船ではなく、これらの日本人向け対応を積極的にしなければ不利になることは否めないと思います。

ボイジャー・オブ・ザ・シーズ Voyager of the Seas について

ボイジャー・オブ・ザ・シーズ
ボイジャー・オブ・ザ・シーズ Photo by Maritime Texas

総トン数 13万7276トン 就航年 1999年 全長 310m 全幅   48m
航海速力 22ノット 乗客定員 3,114人 乗組員数 1,176人 船籍 バハマ