何ともショッキングなニュースが飛び込んできました。

2014年の日本の外航クルーズ人口が、2013年より前年比で2.9%減の23万1000人と減少してしまったというのです。

最近では、テレビ番組でもクルーズを取り上げることが多く、てっきり、増加しているものと思い込んでいただけに、実際は減少していたなんて想像もしていませんでした。

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クルーズイラスト
楽しいクルーズ by イラストAC 

2014年日本の外航クルーズ人口が減少していると伝えたのは国土交通省海事局外航課と港湾局産業港湾課が発表している「2014年の我が国のクルーズ等の動向について」です。

それでは、同発表資料の内容について、以下のとおり紹介します。

2014年の我が国のクルーズ等の動向について

クルーズ人口

◯ 全体

2009年以降、着実に右肩上がりで利用者数が増えてきた日本のクルーズ人口は、2015年には減少となりました。
この理由は、2013年6月の「ふじ丸」の運航停止の影響としています。

日本人のクルーズ利用者数 2013年 2014年
23.8万人 前年比9.9%増 2.1万人増 23.1万人 前年比2.9%減 0.7万人減
人泊数 乗客数✕泊数 150万人泊 前年比 15.2%増

 
クルーズ人口が減少しているのに人泊数が増加しているのは、クルーズの長期化傾向によるものだそうです。
 

◯ 外航クルーズ

外航クルーズ 乗客数 13.8万人 前年比0.2%増 270人増
人泊数 乗客数✕泊数 123.2万人泊 前年比 20.5%増
外航クルーズ 日本船社運航 1.1万人 前年比28.1%減
外国船社運航 12.7万人 前年比3.3%増 過去最高
平均泊数 8.9泊 前年比 1.5泊増

 
1.5泊増加した理由は、前年に比べ7泊以下が減少し、8泊以上が増加したため。
 

◯ 国内クルーズ

国内クルーズ 乗客数 9.4万人 前年比6.6%減 人泊数 29.6万人泊 前年比4.2%減

 

◯ その他

日本発着の外航クルーズを利用した外国人乗客数 3.0万人 前年比5倍
日本発着の外航旅客定期航路を利用した日本人乗客数 17.1万人 前年比21.2%減

日本発着の外航旅客定期航路を利用した日本人乗客数が減少した理由は、日韓航路乗客数の減少の影響によるものです。
 

クルーズ船の寄港回数

外国船社運航のクルーズ船 635回
日本船社運航のクルーズ船 551回
合計 1204回 前年比103回増 

 

2014年の我が国港湾へのクルーズ船の寄港回数について

次の表は、2014年1月~12月の我が国港湾へのクルーズ船の寄港回数について、全国の港湾管理者へ調査した結果です。

2014年の我が国港湾へのクルーズ船の寄港回数について

外国船社が運航するクルーズ船 653回
日本船社が運航するクルーズ船 551回
合計 1024回 前年比103回増

◯ 港湾別

第1位 横浜港 146回 前年152回
第2位 博多港 115回 前年38回
第3位 神戸港 100回 前年101回

 

外国船社が運航するクルーズ船の寄港回数について

外国船社が運航するクルーズ船の寄港回数 653回 前年比280回増 過去最高

中国からの寄港増加や外国船社が運航する日本発着クルーズ船の増加により過去最高となりました。

◯ 港湾別

第1位 博多港 99回 前年19回
第2位 長崎港 70回 前年35回
第3位 石垣港 69回 前年59回

 

日本船社が運航するクルーズ船の寄港回数について

日本船社が運航するクルーズ船の寄港回数 551回 前年比77回減

◯ 港湾別

第1位 横浜港 98回 前年120回
第2位 神戸港 68回 前年83回
第3位 名古屋港 27回 前年32回

横浜港と神戸港は、2005年以降10年連続の1位・2位となりました。