グルメの世界では、フランスのミシュラン社による格付けというものがあります。

レストランやホテルなどを三ツ星などの星の数によって格付けしています。

当然星の数が多いほど格が高いというもので、いわゆる三つ星レストランになると大変な権威を得て、お客さんが詰めかけるということになります。

日本のミシュランガイドは、最近は、評判が悪いということもありますが、それでもミシュランガイドの影響力は大きいものがあります。

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それでは、クルーズの世界でミシュランのような格付けがないのかというと、実はあるんですね、これが。

語学学校で有名なベルリッツ社が毎年発行する「Berlitz Complete Guide to Cruising & Cruise Ships」というクルーズのガイドブックがあり、星の格付けとポイント制で世界のクルーズ客船の評価が行われています。

Berlitz: Complete Guide to Cruising and Cruise Ships 2013 (Berlitz Cruise Guide)

星1から最上位の星5+までの10段階があり、星3+以上の評価であれば、乗船の満足度は概ね高いものとされています。

クルーズ業界におけるガイドブックとしても、権威が高いものでフランス・パリのミシュランガイド(日本のミシュランではないことに注意)と同様です。

この評価の方法ですが、船旅マガジン「CRUISE」誌でもおなじみのダグラス・ワード Douglas Ward 氏が独りでしているため、ダグラス氏の個人的な好みが星に反映されているのではないかとの話もあります。

採点の仕方ですが、船の環境(500点)、部屋の質(200点)、食事の質(400点)、サービス(400点)、エンターテイメント(100点)、クルーズの体験(400点)の6項目に配点があり、特典の多いほど星の数が多くなります。

基本的には、高級客船や小型の探検船などが上位を占めています。

次に、同書における格付けと主な船会社については次のとおりです。(出典 豪華客船クルーズバイブル:著者 喜多川リュウ)

格付け 大型客船 中型客船
5+
(1851~2000)
5
(1701~1850)
クリスタル・クルーズ
4+
(1551~1700)
MSCクルーズ
キュナード・ライン
セレブリティ・クルーズ
飛鳥Ⅱ
オーシャニア・クルーズ
P&Oクルーズ
4
(1401~1550)
MSCクルーズ
セレブリティ・クルーズ
ディズニー・クルーズ
ノルウェージャンクルーズライン
プリンセス・クルーズ
ロイヤル・カリビアン・インターナショナル
P&Oクルーズ
フェニックス・ライゼン
ホーランド・アメリカ・ライン
3+
(1251~1400)
MSCクルーズ
カーニバル・クルーズ・ライン
コスタ・クルーズ
スター・クルーズ
ノルウェージャンクルーズライン
プルマントゥール・クルーズ
ロイヤル・カリビアン・インターナショナル
3
(1101~1250)
カーニバル・クルーズ・ライン
ノルウェージャンクルーズライン
スター・クルーズ
格付け 小型客船 ブティック客船
5+
(1851~2000)
ハバクロイド・クルーズ ハバクロイド・クルーズ
5
(1701~1850)
シーボン・クルーズ
シルバーシー・クルーズ
シークラウド・クルーズ
シードリーム・ヨットクラブ
シルバーシー・クルーズ
4+
(1551~1700)
ポール・ゴーギャン・クルーズ
リージェント・セブンシーズ・クルーズ
オリオン・エクスペディション・クルーズ
シーボーン・クルーズ
シルバーシー・クルーズ
4
(1401~1550)
アザマラ・クラブ・クルーズ
オーシャニア・クルーズ
カンパニー・デュ・ポナン
サガ・クルーズ
にっぽん丸
ぱしふぃっくびいなす
ウィンドスター・クルーズ
スター・クリッパーズ
3+
(1251~1400)
カンパニー・デュ・ポナン
サガ・クルーズ
フッティンルーテン
ウィンドスター・クルーズ
スター・クリッパーズ
3
(1101~1250)
ルイス・クルーズ クオーク・エクスペディション