海域やクルーズ会社、船等がある程度かたまりましたら客室選びに入ります。

客室選びは、海域選びや船選びなどよりも難しくないと思います。

眺めの良さ、部屋の広さ、バルコニー付きかどうか、バスタブ付きかどうかなどを予算との兼ね合いで選ぶことになります。

一般的には、客室は、「スイート」、「バルコニー付き客室」、「海側客室」、「内側客室」の4つに分けられます。

ただ、最近のクルーズ客船の客室は、多様化しており下の説明はごく一般的なことと考えてください。例外はたくさんあります。

客室名 広さ 概要
スイート 30~40㎡
  • ベッドルームの他にリビングスペースがあります。
  • 船体上部にあるので見晴らしが良い。
  • スイートにもグレードがあり、最上級は100㎡にもなります。
  • ダイニングテーブル、バーカウンターなどがあることも。
  • バルコニーには、ジャグジーがつくこともあります
バルコニー付き客室 15~25㎡
  • 最近の客船では、最も数が多い客室カテゴリーです。
  • ベッドルームにバルコニーが付いています。
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    バルコニー客室Photo by Roger Wollstadt

海側客室 15~20㎡
  • 海側に面した客室ですが、バルコニーがついてなくて窓のみがあります。
  • 窓の形も丸窓、角窓、床から天井までの全面サイズと色々あります。
  • 飛鳥Ⅱの場合、窓の外に救命艇などがあり視界不良の場合さらに料金が安くなります。
  • バルコニー付きよりも割安ですが、部屋数が少ないために早期に売り切れてしまうことがあります。
  • 海側客室Photo by Roger Wollstadt

内側客室 10~15㎡
  • 窓のない客室で、窓のない理由は、船内通路の内側にあるからです。
  • 料金は最安ですが、数も少ないので早めに売れ切れることもあります。
  • 確かに閉塞感もありますが、ものは考えようです。
  • 起きている間はデッキやサロン、レストラン等で過ごし、客室を寝るためだけと割り切れる方には良いと思います。
  • 客室内のテレビには、GPSで船の位置情報、操舵室からの海の景色が常に放映されていることが多く、外の情報もけっこう入ってきます。

 

客室選びに注意したいこと

◯ 左舷か右舷、どっちを選ぶ?

左舷のことを船乗りはボートサイド、右舷のことをスターボサイドと呼びます。

ポートサイドですから、船は通常左舷に接岸します。

ですから、船が港につく光景はエキサイティングですのでこれが見える左舷を好む人もいます。

しかし、最近、着岸のし安さ、安全性を優先し、必ずしもポートサイドに着岸することはあまり意識されないようになっています。

また、接岸時だけでなくクルージング中に見える景色も左舷、右舷で違います。

北海道一周クルーズなどでは、どちらの舷が陸地側なのかで人気が違います。

クルーズコースを頭に入れて、どちらにするか考えてください。
 

◯ 船の前方、中央部、後方はどうする?

どこに行くのにも便利で、揺れが最も少ないのは中央部分です。

しかし、その分料金も高めになります。

船の前の部分には、展望デッキやシアター等が多く配置されており、後方部分にはレストランがあるのが一般的です。
 

◯ 客室の上下、左右の施設は静か?
 
昼間は気にならなくても、夜寝る時に意外に気になるのが、近くの音です。

ディスコ、エンジン室、ボイラー室、エレベーターなどが近くにあると多少音が気になるかもしれません。

音に敏感な人はチェックしておいてください。