「クルーズのメリット」と言う記事でクルーズの長所や良い点を説明しましたが、そうは言ってもクルーズについては、世間では様々な思いがあり、それらがクルーズに出かけるためらいとなっているようです。

確かに、過去にさかのぼってみるとクルーズは、一部の特権階級の楽しみであったことは否めません。

しかし、クルーズブームの到来でもわかるようにもはやクルーズは、一部の人達だけのものではなく、広く受け入れられるようになってきています。

このことは、従来、クルーズに対して思われてきた常識が様変わりしてきています。

そこで、今もなお古い時代のクルーズのイメージに囚われている方々のために、誤解を解いていきたいと思います。

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クルーズは高くて一部の人たちのもので、庶民には関係ない。

確かにクルーズは、高いものもあります。

クイーン・エリザベスの世界一周クルーズは、横浜寄港などでテレビにも取り上げられ、世界一周旅行の代金が1人数千万円などど報道されたりします。

クイーン・エリザベスは、ラグジュアリークラスの高級クルーズ船であり、しかもその最高級のロイヤルスイートなどという客室を利用すればたしかにそのような価格になります。

クイーン・エリザベスのクルーズスケジュール

クイーン・エリザベス
クイーン・エリザベス Photo by EDDIE

しかし、カジュアルクラスという大衆向け、ファミリー向けのランクのクルーズ客船によるカリブ海クルーズなどは、1泊1万円以下で乗船することができます。

航空券付きのツアーを利用すれば、22万トンの世界最大のクルーズ客船「アリュール・オブ・ザ・シーズ」でも、日本から出かけて11日間のツアーで208,000円~あります。

アリュール・オブ・ザ・シーズ
アリュール・オブ・ザ・シーズ Photo by Rex

ほとんどのカリブ海クルーズツアーは、日本出発で10日前後の航空券付きツアーで20万円台です。

これなら、普通の陸のツアーとあまり変わらないことがお分かりだと思います。

しかも、このツアー料金には、クルーズ中の移動、食事、ショーやイベントの参加費なども入っていますから、これらを考えると相当割安になります。
 

◯ クルーズは船に乗る期間が長くて休みが取れない。

クイーン・エリザベスの世界一周クルーズが頭にあるのでどうしても100日間位必要と思うようです。

しかし、私は、博多港発広島港着の1泊2日の飛鳥Ⅱのハロウィーンワンナイトクルーズに参加したことがあります。

このように短いクルーズをショートクルーズといいますが、2泊3日、3泊4日程度の日本発着クルーズも数多くあります。

また、正月休みや5月のゴールデンウィークを利用すれば、5日~10日間で日本から往復の飛行機を入れても5日~10日間のクルーズはたくさんあり、むしろそのくらいのクルーズが世界のクルーズの主流となっています。

つまり、海外でもロンドン、パリなどのツアーで10日間行ければ、地中海やカリブ海のクルーズも無理な話ではありません。
 

◯ クルーズはドレスアップしたりしてそれがつらい。

クルーズには、フォーマルナイトというドレスコードが指定されるといった夜もあります。

しかし、それはラグジュアリークラスなどではたしかに堅苦しく感じるかもしれません。

カジュアルクラスといった船のランクが比較的庶民的な船は、フォーマルナイトと言っても清掃しなければならないといったことではありませんし、フォーマルナイトを廃止しているクルーズ会社もあります。

できれば、非日常の世界を経験、楽しむといったスタンスが良いのではないでしょうか。

どうしても、そんな堅苦しいのは嫌だということであれば、仮病を装ってキャビンに潜むことも可能ですが、それはもったいないと思います。
 

◯ 船は逃げ場がないし、時間を持て余しそうだ。

世界一周クルーズやロングクルーズの場合、終日航海する日もでてきます。

しかし、船内では各種の英会話やダンスなどの文化教室、水泳、球技などのスポーツも出来ますし、図書室もあります。

また、地中海やカリブ海などのクルーズでは、基本的に夜、港を出港し、翌朝は違う港に入り、日中はそこでオプショナルツアーを楽しむことが一般的です。

つまり、日中は陸で遊び、夜は船に帰ってきて夕食をして寝るパターンが多くあります。

よく、退屈かもしれないと思って沢山の本を持ち込む方がありますが、結果的にはほとんど読めなかったという人も多くいます。

船の中の時間で、日頃、したいと思ってできなかった趣味の時間にすれば退屈することもないし、有効な時間の過ごし方となります。
 
 
◯ 船旅には英語が必要だろうができない。

マイナーな海域のマイナーな外国クルーズ船に乗れば、日本語が全く通じずに英語のみの世界があるかもしれません。

しかし、日本船籍の飛鳥、ぱしふぃっくびいなすそしてにっぽん丸では当然、日本語が自由に使えます。

また、日本発着の外国船でも、日本語を使えるスタッフも多くのっており、心配ありません。

地中海、カリブ海等でも、大手のクルーズ会社であれば、日本人も多く乗っており、また、スタッフもそれなりに対応してくれると重います。

そもそも、クルーズ客船のスタッフは、日本人に限らず様々な国籍のゲストに誠意あるサービスを提供できるように訓練されています。

最近では、日本人スタッフを常駐させたり、日本人コーディネーターを乗船させるクルーズ会社も増えてきています。

 
船酔いがたまらない

この場合のたまらないは、当然、苦しくてたまらないの方です。

現在のクルーズ客船は10万トンクラスが多くあり、これくらいになると想像以上に揺れません。

全く揺れないかというとそうではありませんが、日本で島の連絡船やフェリーなどと比較してはいけません。

また、最近のクルーズ客船はスタビライザーというすぐれものの横揺れを抑える装置をつけており、船の3大革命の一つというくらい効果があります。

また、船も台風時に突っ込んでいくといった無理はしません。天候図を見ながら、安全快適に運航することを務めています。

個人差があるので、船酔いが絶対に起きないということは断言できませんが、今のクルーズ客船は巨大で想像以上に揺れないということも知っていただきたいと思います。