2014年5月3日、国内で建造される客船としては最大となる大型クルーズ客船の船体部分が完成し長崎港で進水式が行われました。

進水したのは、ドイツのアイーダ・クルーズというクルーズ会社が運航する12万5千トンの「アイーダ・プリマ」で、建造ドックを出て長崎港に浮かびました。

この船の特徴は、なんといっても垂直型の船首です。飛鳥IIのように尖ったクリッパー型船首ではありません。

また、三菱重工業が開発した最新技術が盛り込まれており、例えば、航行している時に、選定から特殊な泡を発生させて、船の動揺を低減し同時に燃費の向上を図っています。

煙突には、特殊なフィルターを装着し、有害な物質を90~99%も除去するそうです。

アイーダ・クルーズは、ドイツのロストックに本社があり、3万トンから7万トンまでの客船、10隻ほど所有しており、アイーダ・プリマは初めての10万トン超えのシップです。

「アイーダ・プリマ」は、全長300m、旅客定員が3,300人で、日本国内で建造される客船としては過去最大の客船です。

進水した当日、三菱長崎造船所で10年前に建造され、2004年に就航した「サファイア・プリンセス」がクルーズの途中で寄港しており、10万トンを超す大型客船が2隻が港内に列ぶ壮観な景色となりました。

「アイーダ・プリマは、この後、香焼工場に移され、客室の内装工事などが急ピッチで行われ、来年3月に引き渡される予定です。

なお、処女航海は2015年3月になり、横浜からハンブルグへの公開となる予定です。

就航後は、イギリス、フランス、ベルギー、オランダ諸国をめぐるクルーズになるようです。

なお、長崎の三菱造船所では、アイーダ・プリマに続いて、姉妹船も引き続き建造されています。