クルーズ客船の夕食・ディナーで一般的なメニューはどちらかと言うと、洋食です。
前菜・オードブルからはじまり、スープ、メイン料理、デザートなどですが、日替わりで提供されます。
一般的には、メインダイニングで出されるものが、バイキングレストランでもセルフサービスにはなりますが、同じものが並びます。
そこで、メインダイニングに行く前に、バイキングレストランをのぞいて、現物を見ておくと、メインダイニングのメニューで自分が食べたいものの見当がつきます。
ただし、フィクストシーティングの時は、メインダイニングの食事開始時間に遅れないようにしてください。
これは逆に、メインダイニングで美味しかったものを、もう一度バイキングレストランで食べることができるという裏技になります。
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飲み物、ワインなどの注文
メインダイニングのテーブルにつくと、ディナーの注文の前に、飲み物、ビールやワインなどの注文をソムリエが聞きにきます。
ワインは、グラスワインかボトルワインか悩むところですが、ボトルの場合飲み残してもキープしてくれるので、グラスワインよりも割安になることがあります。
料理は、基本的にはクルーズ代に入っていますので無料ですが、アルコール類は原則有料となります。
有料である飲み物の料金の支払は、食事後に請求酒がテーブルに来ます。
クルーズカードをウェイターに提示し、請求書にサインをします。
その時に、レシートをくれますが、下船時の精算の時に確認できますので保管しておいてください。
イメージ Photo by johnny9s
料理のメニューと注文
次にメニューを見ながら食べる料理を決めていくことになります。
メニューは外国船では、英語、フランス語、イタリア語などで欠かれていて日本語はありません。
しかし、最近日本人の乗客の増加もあり、日本人が比較的多く乗船する外国船では日本語メニューも用意してくれることがあります。
特に日本発着外国船には、その傾向が強いと思います。
普通のメニューは、前菜、スープ、魚料理、肉料理、デザートとなります。
注意してほしいのは、イタリア船です。
イタリア料理の場合、これらにスープの代わりとしてリゾット、パスタが加わることがあります。
飛鳥Ⅱの場合、前菜は選べませんでしたが、スープ、メイン料理、デザートはそれぞれ数種類あり、好みのものを選ぶことができました。
何を選んだらよいかわからない時は、ウェイターに今日のおすすめは何かと聞くと答えてくれますので、参考にしてください。
また、夫婦で料理を注文する場合、奥さんが注文している時に横から、僕も同じものを注文してくれということはやめたほうが良いと思います。
奥さんは奥さんの分、自分は自分の番の時にそれぞれ注文するようにしないとウェイターも混乱します。
特に、奥さんが英語ができて、自分ができない時はそうしがちですが、できるだけ自分の口や手真似で自分の料理は注文するようにしましょう。
それと、コース料理を全部食べる必要はありません。
どういうことかというと、軽く食べたいときなどは、前菜、スープ、デザートだけでメイン料理を省くこともできます。
また、ステーキは、必ずレア、ミディアム、ウェルダンなどの焼き加減を聞かれます。
ステーキは食べたいが、全部は無理という場合は、「ハーフ ポーション Half Portion」の半分や「スモール ポーション Small Portion」と小さめも注文できます。
ダイエット中ならば、「低カロリーコース」、「ベジタリアンコース」なども用意されていることがありますので聞いてみることです。
メニューは日替わりが原則ですが、例えば2泊3日のクルーズで春に乗って、また秋に乗った場合、同じメニューパターンであることが多くあります。