クイーンエリザベスの日本寄港もいよいよ始まりましたが、今回からクイーンエリザベスのクルーズツアーを紹介していきます。
クイーンエリザベスは、英国キュナード社が運航する世界一有名な豪華客船です。
母港は、イギリス南部の港町、サウサンプトンです。
年に一度のサウサンプトンから出港しぐるっと英国を一周してサウサンプトンに戻ってくる15日間のクルーズは、陸のツアーでもなかなかできない旅行でしょう。
JTBクルーズプレミア クイーン・エリザベス 美しき英国一周クルーズ 15日間のおすすめポイント
- 憧れのクイーン・エリザベスでクイーン・エリザベスの母国であるイギリスを一周するクルーズです。
- イングランド、スコットランド、ウェールズといった連合王国のほとんどを見ることができます。
- クイーン・エリザベスの英国一周クルーズは、年に1度しかありません。
- スコットランドの首都、エディンバラでは英国王室の所有のロイヤルヨットブリタニア号を訪問します。
- グラスゴーでは、かつての英国王室御用達、世界にも名が知られているスコッチウイスキーの「グレンゴイン蒸溜所」を訪ねます。
- 日本~イギリスの往復フライトは直行便利用です。
- 船内クレジット(商品券のようなもの)100米ドルが付いてきます。
英国王室御用達 ロイヤルヨット・ブリタニア号 Royal Yacht Britannia について
ロイヤル・ヨット ブリタニア Royal Yacht Britania Photo by Ben Salter
正式にはHer Majesty’s Yacht Britanniaと言いますが、Royal Yacht Britanniaの方が馴染み深い名称です。
英王室が所有していたロイヤル・ヨットです。
1954年~1997年まで王室のものでした。1660年のチャールズ二世から数えて83番目の王室の船でした。
43年間も王室に使えていた間には100万マイル以上、世界中を航海しました。
ダイアナ妃とチャールズ皇太子がハネムーンで乗船したのもブリタニアでした。
現在では、博物館としてエジンバラに係留されており、年間約30万人の訪問客があります。
ブリタニア内で見学できるのは、操舵室、提督の部屋、ガレージにある女王用のロールスロイス車、応接室、女王のベッドルーム、デュークオブエディンバラ公のベッドルーム、ダイアナ妃とチャールズ皇太子のハネムーンスイート、ティールーム、ステートダイニングルーム、キッチン、シルバーパントリー、女王のシッティングルーム、デュークオブエディンバラ公のシッティングルーム、医務室、洗濯室、機関室、ブリタニア専用ランチ(短艇)などかなりの部分が見学できます。
グラスゴー グレンゴイン蒸溜所 Glengoyne にうついて
クイーンエリザベスが寄港するグラスゴー市内から25kmほど離れたハイランドとローランドの境界線近くにあるのがシングルモルトウィスキー「グレンゴイン蒸溜所」です。
200年近くの歴史を誇り、シングルモルトの中では最も有名なブランドの一つが「グレンゴイン」です。
シングルモルトとは、「麦芽原料を使用して仕込み、発酵させ、1つの蒸溜所で蒸溜した原酒だけをブレンド(バッティング)してつくり上げたウイスキー」のことです。
数多くあるウイスキーの中でも、シングルモルトウイスキーは、蒸溜所がある土地が育んだ”地酒”のようなウイスキーです。
グレンゴイン蒸溜所は、スコットランドの自然豊かな地にあり、仕込みをする人が数十人と比較的規模が小さい蒸溜所です。
ここのウィスキーの特徴は、ピート(泥炭)を焚き込まないモルト作りと、じっくりと時間をかけて作る丁寧な蒸留法です。
スコットランドでは、麦芽を乾燥させる際にピートを焚いて香りづけをするのが一般的ですが、グレンゴイン蒸留所ではピート処理をせず、蒸留と樽での熟成に時間をかけることで、麦芽そのものの味が楽しめるウイスキーに仕上げていることです。
クイーンエリザベス Queen Elizabeth について
総トン数 | 90,901トン | 就航年 | 2010年 | 全長 | 294m | 全幅 | 32m |
航海速力 | 21ノット | 乗客定員 | 2,172人 | 乗組員数 | 1,005人 | 船籍 | バミューダ |
JTBクルーズプレミア クイーン・エリザベス 美しき英国一周クルーズ 15日間
クルーズ・ツアーの概要
クルーズ・ツアー名 | JTBクルーズプレミア クイーン・エリザベス 美しき英国一周クルーズ 15日間 | |
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取扱旅行社 | JTB クルーズプレミア | |
船名 | クイーンエリザベス | |
出発日 | 2016年 6/22(水) | |
日数 | 15日間 | |
飛行機発着 | 東京・成田または羽田空港発 東京・成田空港着 | |
クルーズ発着港 | サウサンプトン港発着 | |
料金 | 788,000円~1,688,000円 | |
添乗員 | 同行します。 | |
旅程 | 東京 ~ ロンドン ~ サウサンプトン ~ エディンバラ ~ インバーゴードン ~ カークウォール ~ ストーノウェイ ~ ガラスゴー ~ ベルファスト ~ リバプール ~ ガーンジー島 ~ サウサンプトン ~ ロンドン ~ 東京 | |
6/22 (水) |
東京~ロンドン
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6/23 (木) |
サウサンプトン
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6/24 (金) |
終日クルーズ | |
6/25 (土) |
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6/26 (日) |
インバーゴードン
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6/27 (月) |
カークウォール
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6/28 (火) |
終日クルーズ | |
6/29 (水) |
ストーノウェイ
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6/30 (木) |
グラスゴー
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7/1 (金) |
ベルファスト
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7/2 (土) |
リバプール
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7/3 (日) |
終日クルーズ | |
7/4 (月) |
ガーンジー島
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7/5 (火) |
サウザンプトン~ロンドン
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7/6 (水) |
東京
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クルーズツアー予約に役立つクイーンエリザベスの客室バーチャルツアー
クイーンエリザベスには、大まかに分けて5つのタイプの客室があります。
客室の内部の様子について、それぞれわかれば良いのですがなかなか情報がありません。
そこで、キュナード社が提供している客室バーチャルツアーあり、手軽に客室の内部が手に取るように分かりますので、次のリンクをクリックしてみてください。
「Grand Suite Living Area」のところに下向きの矢印がありますので、そこをクリックするとずらずらとメニューが出てきます。
「内側」⇒ 「Standard Inside}
「海側」⇒ 「Oceanview」
「海側バルコニー」⇒ 「Balcony」
「プリンセススイート」⇒ 「Princess Suite」
「ペントハウス」⇒ 「Penthouse Living Area」、「Penthouse Bedroom」
クイーンエリザベス 「美しき英国・イギリス一周クルーズ 15日間」を予約するのは、自宅からインターネットで手軽です。
さて、クイーンエリザベスのクルーズを予約するのはそう難しいことではありません。また、わざわざ店舗に出かけなくても大丈夫です。
ご自宅からインターネットで申し込めばすみます。
次の料金表で、希望の出発日、海側バルコニーなどの客室カテゴリー、料金額を検討していただいてその料金額をクリックしていただければJTBの申込サイトになります。
表示されたページの下の方に代金カレンダー(予約に進む)がありますので、ご希望の出発日の月を選ぶと、空き状況確認とそのまま予約が行えます。
なお、クイーンエリザベスでは、客室カテゴリー別にメインダイニングの利用レストランが指定されます。
出発日料金 (2名1室利用で1人あたり) 料金額をクリックすると、カレンダーで空き室状況確認と予約ができます。 | |||||
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出発日 |
内側
約14平米 (シャワー付) |
海側
約17~19平米 (シャワー付) |
海側バルコニー
約23平米 (バルコニー・シャワー付) |
プリンセススイート
約31~32平米 (バルコニー・バスタブ付) |
ペントハウス
約47平米 (バルコニー・バスタブ付) |
利用レストラン | ブリタニア・レストラン | プリンセスグリル | クイーンズグリル | ||
別途料金 |
上級エコノミークラス利用追加代金 128,000円 ビジネスクラス利用追加代金 288,000円 空港諸税20,720円(エコノミークラス)、33,730円(上級エコノミークラス、ビジネスクラス) 成田空港施設使用料2,090円または羽田空港施設使用料2,570円と旅客保安サービス料520円(成田発のみ) 港税、チップ、諸税についてはデジタルパンフレットをご覧ください。 ※旅行代金には燃油サーチャージを含みます. |