ランチは、クルーズ客船では、朝食よりもバラエティに食べることができます。
基本的には、船内のランチをいただける場所は次の4つの場所です。
バイキングレストラン、メインダイニング、ハンバーガー・ピザスタンドそしてルームサービスです。
ただ、ランチは、寄港地エクスカーションに参加している時は、船外で食べることになりますので、朝食や夕食とは異なりそれほど食べる機会は多くないかもしれません。
しかし、洋上では他では食べるところがありませんので船内でいただくことになります。
余談ですが、クルーズに参加しなくとも船のランチ(フルコース)を食べる機会があります。
それは、乗船見学会などです。旅行会社主催の世界一周クルーズなどの宣伝で見学会があり、その際に有料ですがランチをいただけることがあります。
ランチの時間でしたが、ディナーで出されるフルコースメニューでした。
飛鳥Ⅱ乗船見学会 フォーシーズン・ダイニングルームでフルコースのランチ
バイキングレストラン
朝食、昼食、夕食、軽食などオールマイティに使えるのがバイキングレストランです。
いつも同じ料理とは限らず、寄港地にちなんだ料理やアジア料理、イタリア料理、中華料理などでコーナーに分かれていることもあります。
私が乗船した飛鳥Ⅱのバイキングレストラン、リドカフェでは洋食ビュッフェとなっていました。
メニューはとても豊富で、次のようなものでした。
〇 冷製オードブル
シーフード&コールドミート
各種チーズ、各種クラッカー
〇 サラダバー
あさりとエルボーマカロニのサラダ
照り焼きチキンサラダ
イイダコのサラダ
グリーンサラダ
〇 温かいお料理
ベジタブルカレー
ローストチキン
豚フィレチーズ入りパン粉焼き
舌平目のソテー
ムギイカのカラマリ
温野菜
パスタ
〇 本日のスープ
ミルフォンテ
〇 フルーツ
季節のフルーツ 各種
〇 デザート
お好みのペストリーとケーキ
〇 お飲み物
コーヒー 紅茶
各種ハーブティー
これらのメニューが入口付近に掲示されていました。
メインダイニング
メインダイニングですので、テーブルにつきウェイターが料理を持ってきてくれます。
フィックスとシーティングではないので、テーブルは自由につけるともいます。
メニューも日替わりで変わることが普通です。
必ずしも洋食とは限らず、私が飛鳥Ⅱのメインダイニング、フォーシーズン・ダイニングルームでランチをいただいた時は、和食でした。
メインの料理は、釜あげうどんでこれに小鉢、ミニ鉄火丼が付いてきました。
特に何もなくて時間に余裕がある時には、あえてメインダイニングでランチを取ることもいいことがあります。
カジュアル客船や大型クルーズ船の場合は、サービスを効率的に行うために、基本的に相席が普通です。
知らない外国人の隣りに座って会話する機会があります。
ディナーの場合は、2時間以上と長いのですが、ランチなら1時間程度ですので、片言の英語でも何とかなりますし、時間が短いのでそれほど苦痛にもなりません。
メインダイニングのランチの場合、コース料理が基本となり、テーブルの席が全員で占められてから初めてオーダーとなります。
ハンバーガー・ピザスタンド
ハンバーガー、ホットドッグ、サンドイッチなどを客の注文に応じて作ってくれます。
マスタードの有無や具材の好みを聞いてくれたりすることもあります。
ランチタイムだけでなく、ランチタイムを挟んで長時間営業することが普通です。
ピザは、世界的なメニューになっていますので、ほとんどのクルーズ客船にあります。
本格的な窯で焼いてくれる船もあります。
イメージ Photo by Connie
ルームサービス
客室でいただくルームサービスのランチには、パスタ、サンドイッチ、ハンバーガー、サラダ、スープなどがあります。
やはりメニューの種類は、メインダイニングやバイキングレストランの方が多くあります。
特別に客室でランチを食べる必要がある時以外は、客室を出てランチを取られることをおすすめします。
イメージ Photo by Jacinda Santora