男性のクルーズ・フォーマルナイト　タキシードなど。レンタルタキシードもあります。

女性ほどあまり気を使わないようですが、男性のフォーマルナイトも船によっては気を配る必要があります。

カジュアルクラスでは、ラフなジャケットなどを着ていけば良いようですが、プレミアム、ラグジュアリークラスとなるとダークスーツが必要と思ってください。

もっとも、英国のサガクルーズとなると、タキシードの着用率が100％近くなりますので、やはり事前に乗る船の船会社や旅行会社等に問合せて情報を得る必要があります。

ちなみにクイーン・エリザベスを運行しているキュナードの場合は、フォーマルのタキシード着用率は80％ですが、階級性のある上級客室のレストランでは、着用率はもっと上がります。

シーボーンでは、タキシード着用率は40～50％です。

ということは、上質なダークスーツであれば大丈夫のようです。

しかし、この際、クルーズならではのタキシードを着てみたい方もいるかと思います。

ただ、日本の普通の家庭では、タキシードを持っていないのが一般的です。

複数回クルーズに参加するなら別ですが、1度かも知れないクルーズだけにタキシードを購入するのもためらいますね。

そこでレンタルタキシードがある船があります。

クルーズのタキシード
タキシード　Photo by Andy Zeigert

例えば、キュナードでは乗船後、船内予約でタキシードをレンタルできます。事前予約はできません。

1日で、目安としては90ドルからで、ジャケット、ズボン、シャツ、蝶ネクタイ、カマーバンドが揃います。

ただし、種類、サイズに限りがあり、予約しようとしてもできない場合もありますので、やはり事前に用意しておいたほうが良いようです。

また、ボイジャー・オブ・ザ・シーズでも同様のサービスがあり、「タキシード上下」、「ボウタイ・カマーバンドセット」、「2枚のドレスシャツ」でレンタル料が90ドル位。

船内のレンタルの受付に行くと、係員が採寸してくれてジャストサイズのセットを客室まで届けてくれます。

クルーズ終了が近づくと、係員が部屋まで引き取りに来てくれます。

ただし、これもキュナード同様、サイズの問題で必ず用意できるとは限らないようです。

カーニバル・クルーズ、セレブリティ・クルーズ、ディズニー・クルーズ、ホランドアメリカライン、プリンセス・クルーズの場合は、レンタルウェア会社の「Cruiseline Formalwear」でレンタルできます。

ここで、実際にタキシードをレンタルされた方のサイトがあります。

英語でレンタル注文票を記入する必要があり、英語が苦手な方はブラウザをGoogleChromeにして、日本語に翻訳をすると多少わかりやすくなります。

また、自分のサイズを記入する時は、インチ表示になりますのでここでも少し抵抗がありますが、ネットか電卓で換算してください。

この方の場合、タキシードパッケージ105ドルにオプションで靴、サスペンダーを加えて、損害保険料6ドルで全部で135ドルを支払ったようです。

Cruiseline Formalwearでカーニバルクルーズを選択した場合、「MENS APPAREL」と見てみると次のようなセットがあります。

キュナードのタキシードレンタルもいいのですが、英語で注文するなど厄介ですし、サイズなども合うのかどうか気になりますね。
そんな方には、日本国内で日本語により下の写真のタキシードをレンタルして持って乗船するという方法もあります。

タキシードをレンタルするメリットは次のとおりです。

レンタルの流れは次のとおりです。

パソコンで予約　⇒　宅配便でタキシードが届く　⇒　使用　⇒　宅配、郵便局、コンビニから返却　