アメニティ

クルーズ客船のお風呂とアメニティ

飛鳥Ⅱのアメニティ

乗船初日で、船内探検、ディナーそしてナイトショーと楽しんだら眠る前にゆっくりと疲れを取る意味でも、お風呂やシャワーを浴びましょう。

しかし、ここで日本と外国の習慣の違いに気づくことでしょう。

日本では、仕事から帰って夕食を済ませ、就寝前に湯船に浸かるのが一般的ですが、欧米では朝目覚めてからシャワーを浴びるのが普通です。

そのため、クルーズ客船においても、日本船はバスタブがありますが、外国船はシャワーが普通で、カジュアルクラスやプレミアムクラスでは、スイート以上の客室にしかバスタブがありません。

どうしてもバスタブが必要であれば、スイートを選ぶかラグジュアリークラスになります。

ただ、外国船でもホーランド・アメリカ・ラインはバルコニー客室にもバスタブが付くことが多く、オーシャニア・クルーズにはほとんどバスタブがついています。

また、日本式の大浴場は、日本船の飛鳥Ⅱやぱしふぃっくびいなすなどにはありますが、外国船はほとんどありません。

ただし、日本発着クルーズに投入されるプリンセスクルーズのダイヤモンド・プリンセスには、例外的に大浴場が設置されています。ただし、有料なのが痛いところです。

バスタブがないのならば、あきらめてシャワーを使うことになりますが、クルーズ客船のシャワールームは、ホテルのシャワールームと比べると若干狭めになります。

なお、どうしてもバスタブに浸かりたいということなら、ジャグジーでストレス解消という手もあります。

しかし、ジャグジーでシャンプーするなどという暴挙は避けてください。

アメニティはシャンプー、石けん、リンス、ボディシャンプーなどですが、これも船会社、客室クラスによって様々です。

ちなみに、飛鳥Ⅱでは、シャンプー、コンディショナー、ボディソープ石けん、(いずれも資生堂)、シャワーキャップ、ヒゲソリ、シェービングクリーム、歯ブラシセット、クシ、ティッシュペーパー、ソーイングセット、スリッパが備え付けられていました。

ただ、飛鳥Ⅱでもスイート以上になると、アメニティは資生堂ではなくロクシタンになります。

飛鳥Ⅱのアメニティ
飛鳥Ⅱの客室アメニティ

飛鳥Ⅱの客室スリッパ
飛鳥Ⅱの客室スリッパ

なお、敏感な方は、シャンプー、リンス、コンディショナー、ボディソープ、石けんなどは、自宅で使い慣れているものを持って行くことをオススメします。

日本のホテル・旅館では、スリッパ、浴衣(バスローブ、)、歯ブラシなどを備え付けていますが、外国ではクルーズ客船にかぎらず、ホテルでもあるとは限りませんし、ほとんど無いと思ったほうが良さそうです。

スリッパとバスローブくらいは、一部のプレミアムクラスやラグジュアリークラスなら備え付けられているようです。