テレビ情報番組「超潜入! リアルスコープハイパー」で紹介された飛鳥Ⅱの情報です。
飛鳥Ⅱは、大人のためのラグジュアリーな豪華客船とも言われています。
豪華客船にもいろんなタイプがあり、ファミリーで乗るタイプ、恋人同士で乗るタイプなどありますが、飛鳥Ⅱは日本の船で大人が乗るタイプと言えます。
また、繰り返して乗船する、つまりリピーターが多い船だとも言われています。居心地の良さでまた乗りたくなることから、飛鳥病ともいうそうです。
飛鳥Ⅱの出港2時間前くらいには、港に着いていたいものです。
飛鳥Ⅱのタラップの前には、乗組員が整列して出迎えてくれます。
乗船すると、船内でも乗組員の方々が列んでお迎えしてくれます。するとそこは、飛鳥プラザで、生演奏の曲のサービスがありますので、船に乗った瞬間からリッチな気分になります。
客室・キャビン
飛鳥Ⅱには、7階から10階にかけて、客室があります。
部屋数が一番多いバルコニータイプの部屋にはカードキーで入ります。中に入ると、手前にツインベッド、奥にはゆったりとしたソファ、テーブル・椅子などがあります。
さらにカーテンの向こうには、ベランダ・バルコニーがあり、椅子2脚と簡単なテーブルもあります。雄大な海の景色を独り占めできます。
バルコニータイプの1泊2日のお値段は、時期によって異なりますが70,000円からです。
他にも6タイプの部屋があり、F/Kステート50,000円~、D/Eバルコニー70,000円~、Dトリプル72,000円~、Cスイート110,000円~、Aアスカスイート140,000円~、Sロイヤルロフトスイート250,000円~となっています。
ロイヤルスイートは、飛鳥Ⅱでも最上クラスの部屋です。
ロイヤルスイートは入り口からして一般の部屋とは異なり、カメラ付きインターホンが付いています。
部屋にはいると高級感のある広いリビングが出迎えてくれます。テーブルの上にはウェルカムドリンクがのっています。
もちろんベッドルームはリビングとは別室です。シックな色使いで、テレビの色までコーディネートするという細かいこだわりがあります。
さらに窓付きのジャグジーがあります。
出港
いよいよ出港の際には、デッキでドラが鳴り、盛大な出港セレモニーが行われます。
出港が迫ると、船上ではスパークリングワインやオレンジジュースなどが配られ、乗船客のテンションも急上昇します。
やがて係の人が紙テープを配ってくれます。色とりどりの紙テープを投げると飛鳥Ⅱは、大きな汽笛を鳴らしながら出港していきます。
アクティビティや食事
出港後は、船上でテニス、輪投げ、ゴルフをしたりすることができます。
そして夜になると、400人収容のギャラクシーラウンジでは、毎晩、ラスベガス顔負けのイリュージョンショー、プロダクションショーなどの華麗なショーが上演されます。
また、クラブ2100では、社交ダンスタイムがあり、生バンドの演奏に合わせて好きなダンスパートナーと好きなだけ踊ることができます。
マリナーズクラブでは、大人の雰囲気で飛鳥ⅡオリジナルカクテルのASUKAも楽しめます。
そして食事はもちろん無料で、フォーシーズンダイニングで、本格的なコース料理が日替わりで提供されます。また、ビールは飛鳥Ⅱでしか飲むことができないヱビスASUKA CRUISE まろやか熟成と言うブランドビールです。特別な製法で作られていて、まろやかさとコクがさらにアップしています。
飛鳥Ⅱのメカニズム
また、飛鳥Ⅱは、全室バスタブ付きなのに、日本の船ならではの展望大浴場があります。
グランドスパは、海を一望できる大浴場です。海の上で広いお風呂にはいることができます。
それでは、このお風呂の水やプールの水などはどうやって飛鳥では調達しているのでしょうか。
実は、選定に海水を真水に変える機械があるのです。真空蒸発式造水器と言い、1日に180トンの海水を真水に作り変えています。飛鳥Ⅱでは、このキカイを2台搭載していて、お風呂や洗面などの生活用水をまかなっています。
飛鳥Ⅱの心臓部、機関室に入ると大きな機械が4台並んでいます。これがエンジンなのですが、実はエンジンでプロペラを回しているのではなくて、エンジンで発電してその電気でモーターを回してプロペラに動力を伝えています。
この方式のスクリュー駆動は、世界でも珍しいやり方です。