2014年1月2日 日テレ系の「浜ちゃんが!初夢SP 超豪華!!人生のご褒美ベスト3」で日本最大級の豪華客船飛鳥IIが紹介されました。
番組の趣旨は、いつかは体験したいものを紹介し、夢のある時間を過ごしていただきたいということで、「世界一周クルーズ飛鳥II 2,785万円」、「箱根翠松園 11万円」そして「サクラビア成城 高級老人ホーム 3億7千万円」が登場しました。
出演者は、ダウンタウンの浜田雅功さん、藤井隆さん、ケンドーコバヤシさん、指原莉乃さん、和田アキ子さん、石田純一さん、ウェンツ瑛士さんです。
飛鳥IIは112日間世界一周で知られており、全長241m、その高さは何とビル15階分の約45m、436の客室を備え、乗員と乗客で最大1300人を大海原へと運ぶまさに海に浮かぶ巨大なホテルです。その船内は非日常の世界です。
世界一周の値段は約2,800万円と超豪華ですが、その飛鳥Ⅱの魅力に迫ります。
横浜港の大さん橋に停泊している飛鳥Ⅱに乗り込むには、船内エントランスまで50mのタラップを使います。
船内に入った一行は、ホテルのエントランスと変わりがないことに驚きました。二層吹き抜けの広々とした空間が広がり、そのⅠ画にはまるでホテルのようなレセプションがあります。
充実したエンターテインメント
たとえ世界Ⅰ周クルーズでも乗客を飽きさせない工夫があります。
一日二本から三本上映、ゆったりとしたシートで263人収容できる映画館から、生バンドをバックに社交ダンスを楽しめるホールまで、さらにお洒落をしたい方のためにジュエリーショップがあり、中には数百万円もするネックレスを求める方も。
これは、綺麗にドレスアップしようとしてジュエリーを忘れてきた方にも役立っているそうです。
カジノでは、ルーレット、ポーカー、ブラックジャックなどが楽しめます。
最高峰のスイートルーム
飛鳥IIは、全12階建てで客室は7階から10階にあり全436部屋です。最高峰のスイートルームは10階にありエレベーターで行きます。客室の廊下の長さは約158mあり、10階には全62室あります。
海に浮かぶ非日常の贅沢空間は、Sロイヤルスイートです。部屋の広さは、88.2㎡です。
Sロイヤルスイートの入り口は他のグレードの部屋とは異なる造りです。
ドアから入って左側に行くとリビングがあります重厚感あるインテリアが生み出す極上の空間、優雅さはとても船の中とは思えません。
キャビネットの上にはお酒のボトルが列んでおり、1本3万円のレミーマルタンも置いていますが、客室の飲み物はすべて宿泊代に含まれています。
リビングルームを離れ、玄関を挟んだところにベッドルームがあります。ベッドルームの向かいには、4畳ほどの広々としたクローゼット備わっています。長旅になるので、季節も変わっていきますのでいろいろな服を入れることができ、この点が飛行機で旅することとは大きく異なっています。
なお、ベッドは高級ベッドメーカーのシモンズ社製です。
バスルームも広くて外が見えますが、お風呂から外が見える部屋はここだけです。もちろんジャグジー付きです。
また、Sロイヤルスイートには、広いバルコニーがあり大海原の絶景を楽しむことができます。
このSロイヤルスイートの1泊は、25万円です。ということで、世界一周112日では約2800万円になります。ただし、この料金は宿泊料だけでなく、航海中の飲食代は全て含まれています。
飛鳥IIで2番めのグレードのAアスカスイート、45.8㎡は、夫婦に人気です。ちなみに飛鳥IIの全436室は全て海側で窓が付いています。
また、Aアスカスイートでは、バルコニーでブランチを楽しむこともできます。また、Aアスカスイートで世界一周クルーズすると1,490万円になります。
最もリーズナブルな部屋では、493万円となります。
こんなに高い飛鳥Ⅱのクルーズですが、船内にある「Cruise Milestone」と言う記念プレートが3枚あり、1~2枚目には1000泊以上した乗客、3枚目には2000泊以上した乗客の名前1名が載っています。参考までに、2000泊以上乗船した方は80歳代の女性だそうです。
オープンデッキでリゾート気分
一行は12階にある水面から約30mの高さにある最上階のオープンデッキにやって来ました。
テニスコートやプールがあります。
このプールは、海水プールです。外洋できれいな海水を汲み上げて、除菌をしてプールに入れています。飛鳥Ⅱには海水から真水を作る機会があり、1日600トン製造しています。
約800人の乗客を収容できるレストラン
飛鳥IIは、最大乗客872人が乗船しますが、レストランが5つあります。和食、洋食、中華の様々なコース料理を用意していますが、もちろん全て旅行代金に含まれています。ちなみに調理スタッフは、70人~80人乗船しています。また、パンを専門に作っているスタッフは3人です。
「プレゴ」は、SロイヤルスイートとAアスカスイートの乗客専用のレストランで落ち着いた雰囲気で食事を楽しむことができます。
また、別料金を払えば「海彦」で本格的なお寿司を海の上で味わうことができます。
一般の乗客は、5階にあるフォーシーズンダイニングでディナー等をいただきます。
一行は、リドカフェで飛鳥Ⅱ名物で軽食の中で一番人気の国産牛のハンバーガーをいただきました。
操舵室で船長と
一行は、操舵室にやってきて、中村大輔船長に会いました。広い操舵室ですが、航海中は船長ともう一人くらいしかいないそうです。
船の離着岸の時は、船長自らが舵を取りますが、操舵室の中ではなくて、操舵室から出て岸壁のよく見えるフライングブリッジで操舵します。客船の場合は、乗客のボーディングブリッジの関係で10cm~20cmの精度で着岸させます。
操舵室の中には、飛鳥Ⅱの中で一番大きな望遠鏡があり、横浜大さん橋から約33km離れた東京スカイツリーもくっきり見ることができます。
飛鳥IIの人気クルーズプランベスト3は?
飛鳥IIには、世界一周クルーズの他にも今年は25のプランがありますが、ベスト3は次のとおりです。
第1位は、竿燈・ねぶた祭クルーズ7日間で、横浜から秋田、青森を周って横浜に戻ってきます。(33万円~155万2千円)
第2位は、秋の日本一周・韓国クルーズ13日間で、横浜から釜山そして日本一周をします。(56万8千円~277万5千円)
第3位は、2014年世界一周クルーズ112日間で、横浜を出て五大陸の世界23カ国を周ります。(493万円~2785万円)