今年の初め、当サイトでもお伝えしていました福岡市・博多港のクルーズセンターが完成しました。
4月26日に竣工式典が開催予定となっています。
中国の経済も好調の中、福岡市に訪れる外国クルーズ船の観光客も激増しており、前年の約7倍となりこれまでの最多となっていました。
しかし、これだけのクルーズで訪れる外国人が増えたにもかかわらず、受け入れ体制が不備した。
例えば、定期船専用の「博多国際ターミナル」で外国船からの入国審査をしてきましたが、ブースが8つしかなく、審査時間が2~3時間もかかっていました。
そのため、短い滞在時間の間に観光、食事、おみやげショッピングをしなければならず改善が求められていました。
そこで簡易的な建物ですが、クルーズセンターを新設することに寄って審査ブースも20となり、迅速な入国審査も可能となります。
クルーズセンターが完成したことにより、ロイヤル・カリビアン・インターナショナルのボイジャー・オブ・ザ・シーズクラス13万8000トン級の巨大クルーズ船も受け入れ可能となりました。
クルーズセンターの正式な供用開始は、5月17日です。
ただ、4月26日には、博多港で初めて2000人クラスの「コスタ・ビクトリア」の入出港が行われますので、クルーセンター利用の第船としたようです。
クルーズ船の乗客は、飛行機で来る観光客とは異なり、持ち込み荷物の制限が無いため、たくさんのショッピングをします。
クルーズセンターも中国人乗客の爆買いにより、福岡にも大きな経済効果をもたらすものと期待されています。