イギリスの豪華客船であるキュナード・ラインのクイーン・エリザベスが2014年3月15日(火)の午前7時頃、鹿児島市のマリンポートかごしまに入港しました。
1975年に二代目のクイーン・エリザベス2、いわゆるQE2が神戸港に初入港しましたが、2010年に3代目になってからは、日本初入港です。
クイーン・エリザベスは、総トン数90,400トン、全長294m、乗客数2,092名と現在では世界最大ではありませんが、それでも豪華客船としては最も有名な船です。
2014年1月に、イギリスのサウサンプトン港を出航し、4ヶ月かけてアメリカやアジアなど24カ国を周る世界一周クルーズの途中で、鹿児島港に入港したものです。
パプアニューギニアのラバウルから直接入港しました。
鹿児島からは、4月17日午前0時頃に横浜、19日午前8時頃に神戸そして21日午前8時頃には長崎と日本を巡ります。
まりんぽーとでは、歓迎のセレモニーが行われ、鹿児島国際大学の吹奏楽部の演奏、鹿児島女子短期大学「ヤングおはら」の踊り、霧島九面太鼓の実演も行われました。
鹿児島市民のクイーン・エリザベスに対する関心は高いことから見物客も多く、臨時駐車場も設置されたほどです。
また、鹿児島市内の城山ストアーでは、「豪華客船クイーン・エリザベス(出港シーン)を海上より眺めるクルーズ」を開催し、錦江湾遊覧船「クイーンズしろやま」には、地元鹿児島をはじめ、東京、熊本から乗船があったそうです。