オアシス・オブ・ザ・シーズ

世界最大のクルーズ客船 オアシス・オブ・ザ・シーズ

2013年11月23日放送された「超潜入!リアルスコープハイパー」でクルーズの特集があっていました。

タイトルは、「一生に一度は乗りたい 世界の6大豪華客船」というもの。

最初に取り上げられたクルーズ客船が、カリブ海クルーズの「オアシス・オブ・ザ・シーズ」です。

海の上の巨大都市 世界最大の豪華客船 オアシス・オブ・ザ・シーズ

航行する姿は、30階はあろうという高層マンションさえも覆い隠す背最最大の豪華客船「オアシス・オブ・ザ・シーズ」です。

全長361m、地上18階、総トン数22万トンで、日本最大の豪華客船である飛鳥Ⅱの4倍以上の大きさを誇ります。
最大乗客数は5400人で客室数は2706部屋、乗組員を含めると約7800人にものぼります。
もしこれがお台場に停泊したとしたら、全長はフジテレビの局舎より長くなります。

番組のリアルスコープスタッフが、7泊8日のカリブ海クルーズに潜入しました。

巨大船の施設

乗船するとまず現れるのが、巨大なメインストリートです。100m以上も続くこのメインストリートでは、ジュエリーショップなど20近くの店が立ち並んでいます。
ちなみに、ひとつのバーは巨大な空間を活かして上下移動します。

さらに8階エリアには、吹き抜けスペースに大きな公園があり、12000本の植物が植えられ、専属の庭師が徹底管理しています。

次に、同船を真上から見てみると、船首にはヘリポートがあり、ジャグジーが2つ、20種類以上のプール、フルコートのバスケットコート、ゴルフ場さらに大人気のサーフィンができます。

船上でサーフィンが出来るのは、「フローライダー」と言うプールで、サーファーの前方から高速で水を噴出し、サーフィンやボディボードを手軽に楽しめるようになっています。

さらに船尾の巨大な壁面を活かし、ロッククライミングができます。

また、18階という高さがあるのでロープスライディングがありますし、メリーゴーラウンドもあります。

船内には、スケート場、そして簡単な手術も出来る病院などがあり、まさに海の上の巨大都市です。

ちなみに気になる船の揺れは、航行中に赤ペンを立てても倒れないほど揺れません。つまりその巨大さゆえに、ほとんど揺れを感じることはありません。

客室・キャビン

まずは、船の3階にあるリーズナブルな値段で泊まれる客室「スタンダード海側」です。

客室に入ってみると、奥に丸窓があり、次にに二人がけのソファ、机、そして手前にダブルベッドがあります。

その気になる値段は、7泊8日のクルーズで約89,000円です。ただし、この値段は時期によっても異なりますが、1日約1万円程度と豪華客船にしてはリーズナブルです。

しかも、朝昼晩の食事、飲み物(アルコール除く)は無料ですから、ビュッフェからコース料理まで楽しめます。

ある日のディナーのコース料理は、ズワイガニのサラダ、タイ風鶏胸肉、ロブスターの直火焼き、ダックとポートワインのテリーヌ他、お肉料理やシーフードと多彩なメニューが並びます。

最上階に位置する最も高額な船室は、バスケットの神様であるマイケル・ジョーダンもお気に入りの部屋です。

中に入るとグランドピアノ、豪華なリビングセットがあり、続いて開放感のあるダイニングがあります。

さらに2階には、キングサイズのベッドが置かれた寝室があり、ベッドからプロジェクターで映画を愉しむこともできます。

バルコニーのプライベートデッキには、バーカウンターがありちょっとしたパーティもできます。
また、バルコニーには、ジャグジーも完備しています。

この部屋は、「ロイヤルロフトスイート」で141.5平米で、7泊8日のクルーズで約100万円です。

レストランと厨房

メインダイニングは、3階から5階の3フロをぶちぬいた吹き抜けの巨大空間で、一度に3000人以上が食事を楽しむことができます。

何しろ5400人ものクルーズ客が乗船していますので、食事を準備する厨房もダイナミックです。何とシェフだけで250名もいます。

この250名のシェフが、それぞれの持場で丁寧な仕事をしていて大量の料理を素早く美味しく提供しています。

また、トーマス総料理長のチェックも厳しく行われています。

エンターテインメント

長いクルーズ期間中でも、乗客を飽きさせないエンターテイメントがオアシス・オブ・ザ・シーズには充実しています。

船尾には、735人収容の巨大な劇場「アクアシアター」があり、華麗な水中ショーが行われます。高さ30m以上から見事なダイブを見せてくれます。

さらに屋内の巨大劇場では本場ブロードウェイの人気ミュージカル、プロムナードではシュレックなどの大人気キャラクターのパレードがあります。

また、一攫千金を狙えるカジノがあり、460台のスロットマシンからカードゲームまで様々なギャンブルを楽しむことができます。

カリブ海クルーズの寄港地

オアシス・オブ・ザ・シーズによる7泊8日のカリブ海クルーズでは、途中で立ち寄る島々でもたくさんのお楽しみがあります。

セント・トーマス島では野生のイグアナと戯れて好物のリンゴを食べさせたり、セントマーチン島聖マルテンビーチではビーチでくつろぐこともできます。

聖マルテンビーチは、ビーチすれすれに飛行機が着陸することで、世界一スリルのあるビーチとして観光客にも大人気です。

船上だけでなく様々な楽しみがあるのが、世界最大のクルーズ客船、「オアシス・オブ・ザ・シーズ」号なのです。