2014年1月30日、イギリスの客船「ボイジャー」が午前6時頃に博多港に初めて入港し、歓迎式典が開かれました。
ボイジャーは、イギリスの「ボヤージズ・おぶ・ディスカバリー」社が所有するクルーズ船で、総トン数が15,271トンです。
香港を出港し、東アジアを巡る今回のクルーズには、イギリス人やアメリカ人など約450人が乗船しています。
テレビの日本で何を見てみたいかとのインタビューに答える乗客の一人は、「日本での生活がどのようなものなのか見てみたい」と答えました。
別の乗客は、「寺などに行って国宝を見てみたい」と。
ボイジャーの船内では、初めての寄港を記念して高島市長が出席し、ボイジャー側も船長以下5人のクルーが参加しました。
高島市長は、船長らに博多人形や花束を贈りました。
ボイジャーは、主に南極やガラパゴス諸島など珍しい場所をめぐる探検の色彩を帯びた客船です。
船内には、レストランやバー、プールや図書室などを備えています。
ボイジャーは、朝6時に入港し、同日午後6時には博多港を出港するという慌ただしさです。
博多港の次には、広島や大阪に寄港し、東京に向かいます。