チェックインとは、乗船手続きのことで、ホテルのチェックインと似たような感じです。
チェックインは、出港前に行われますが、大型船の場合は2000人以上の人が行いますので、通常5時間以上の時間が割り当てられています。
なお、チェックインは終了時間間際では、あわてますので、必ず終了時間の1時間前にはチェックインするようにしてください。
余裕を持ってチェックインして、余った時間は船内探検でもするくらいで丁度良いと思います。
◯ カウンターに並ぶ
船の近くのターミナルの中にチェックインカウンターが設けられているのが普通です。
小さな船では、船内で行われることもあります。
カウンターは、スイート客室専用、バルコニー客室専用などとクラス別に分けられています。
Photo by Keiichi Inoue
また、船会社によっては、日本人を含めた外国人専用カウンターを設けていることもあります。
それで、単純に列の催行日に並ぶと違うチェックインカウンターの場アリもありますので、必ず目的のチェックインカウンターであるかどうか確認する必要があります。
◯ クルーズカードの入手
自宅に送られてきた乗船券(クルーズチケット)、パスポートそしてクレジットカードを提示するとクルーズカードが手渡されます。
クレジットカードを持っていない時には、保証金として現金で500ドル程度を預けることになります。
下船時の精算では、現金で支払うことになります。
クルーズカードには、ディナーテーブルが指定制になっている場合は、テーブル番号と時間が記載されています。
Photo by Zach Shukan
また、緊急時の避難集合場所なども書いてあります。
その他、次の3つの機能があります。
- 客室のカードキー
- 船内会計の記録・精算
- 船から出入りするときの通行証・IDカード(パスポート代わり)
なお、オンラインチェックインも会社によっては行われています。
オンラインチェックインとは、通常出航の前日までにウェブ上で行うチェックインのことです。
これをすることにより、当日のチェックインが簡素化され、オンラインチェックした旨の書類を印刷して、カウンターで提示すればスムーズに乗船できることになります。
なお、オンラインチェックインをしなくても当日、普通のチェックインで乗船することもできます。
オンラインチェックインでは、通常、次の3つのステップになります。
船会社によっては、異なるかもしれません。
また、外国の船会社では、オンラインチェックインは英語のサイトですからなかなか敷居が高いかもしれません。
- 乗客のデータ入力
- 船内での支払い方法の登録
- クルーズ約款同意
- オンラインチェック完了と印刷
また、チェックインの際にスーツケースなどの大きな荷物はカウンターで預けると、客室番号が記載されたバゲージタグを付けて客室まで運んでくれます。
◯ 出国審査
普通のツアーと同様に、パスポートを出入国管理官に提示し、検印を受けます。