乗船初日、客室に入ってひと通り荷物の整理が終わったら、船内新聞を見てください。
船内新聞とは、クルーズ生活の必須で重要な情報源です。
これには、船の入出港時間、天気予報、日の出・日の入り時刻、催し物のスケジュール、食事の時間、夜のドレスコード、レストラン・バーなどの営業時間、寄港地情報、エクスカーションの集合時間など船で1日を過ごすための役に立つ情報が満載されています。
この船内新聞は、通常、前の晩に客室に届けられます。
そこで、就寝前にジックリ読み込んで翌日のスケジュールを建てておくと良いと思います。
特に、船内イベントは、時間が同時並行で様々なイベントが行われることがありますので、ここでイベント参加の優先順位をつけておきましょう。
ただ、残念なことにクルーズ客船の船籍、乗客の国籍の多さにより、英語、イタリア語、スペイン語、フランス語などで書かれています。
日本発着船、飛鳥Ⅱなどの日本船籍船では、日本語の船内新聞がありますが、外国航路の場合はあまり期待できません。
中には、日本語版船内新聞を用意している場合もあります。
また、エクスカーションの時などにも、この外国版の船内新聞を持って行ってください。
万一、船に乗り遅れたり、盗難などの犯罪被害などのトラブルがあれば、ポートエージェントと言って、その寄港地の世話をしている会社の緊急連絡先なども記載されており、トラブル緩和のためにそこに連絡することも
考えられるからです。
普通、船内新聞は1部だけ届けられますが、同行の方のために2部以上欲しい場合は、フロント・レセプションに行けば、近くに船内新聞をまとめておいてありますので、ここから好きなだけ取ってください。
なお、下に参考までに私が乗船した飛鳥Ⅱのハロウィンワンナイトクルーズの船内新聞を掲載しておきます。
船内新聞の一部抜粋であることと上下がうまく接合しておりませんが、船内新聞の雰囲気をご理解いただければ幸いです。