世界で最も有名な豪華客船であるイギリスのクイーン・エリザベス号が、2014年3月15日から3月21日にかけて日本に初寄港しました。
全長は294m、総トン数は90,400トンの巨大な船で、デッキにはリドプール、船内にはエンパイア・カジノ、ロイヤル・コート・シアター、メイン・ダイニングなども備えており、まるで動く高級ホテルのようだとも言われています。
そこで、日本のホテル御三家とも称される帝国ホテル東京、ホテルオークラ東京そしてホテルニューオータニの中で今回、ホテルニューオータニとクイーン・エリザベス、どちらの方が客室数が多いのかと言う話題です。
クイーン・エリザベスについてみると、ビルの階数に相当するデッキは12層となっています。もちろんデッキは客室が入っている部分です。
ちなみに最上層のデッキには、世界一周コース、114日間で1700万円の料金がかかるグランド・スイートがあります。
そしてクイーン・エリザベスの客室の数は、1034室です。
一方ホテルニューオータニでは、地上17階のザ・メイン、地上40階のガーデンタワーなど3つのビルがあります。
最上階のプレジデンシャルスイート HIROSHIGEの1泊の料金は300,000円です。
ホテルニューオータニの客室数は、1479室です。
しかし、約90,000トンのクイーン・エリザベスは、クルーズ客船の世界では中位の大きさの船です。
世界最大の客船である、オアシス・オブ・ザ・シーズでは225,000トンもあり、クイーン・エリザベスの2倍以上もあります。
このオアシスオブザシーズの客室数は、2,706室もあり、ホテルニューオータニの2倍以上もあります。
じゃ、ホテルの世界最大級の客室数はというと、諸説あるようですが、WikipediaによるとロシアのモスクワにあるIzmailovo Hotelで、7,000から7,500室もあります。
やはり海に浮かぶ豪華客船は、陸のホテルの客室数には勝てないようです。