前回の記事に引き続き、加山雄三さんによる飛鳥Ⅱの若大将クルーズです。
横浜港を午後8時に出港した飛鳥Ⅱは、翌日の朝、相模湾を航行していました。
今回は、航行中の船内を案内してくれます。
近年中高年の方々に人気が高まっているのが豪華客船クルーズです。
今回の飛鳥Ⅱの航海は、加山さんが名誉船長を務める若大将クルーズです。
早朝の5時半、日の出から間もないこの時間にプロムナードデッキには乗船客が集まりはじめていました。
船上では、ウォーク・ア・マイルと言って一周440mのプロムナードデッキでウォーキングやフィットネスなどの様々なプログラムがはじまっていて多くの方々が参加していました。
船での長旅もこれなら運動不足の心配もありません。
さて、午前9時には栢山名誉船長がブリッジに現れました。
船の外では風がだいぶ吹いていて、風力15mくらいです。
ブリッジの窓の外には新島が見えていて荒波ですが、さすがにおよそ5万トンの飛鳥Ⅱはあまり揺れません。
飛鳥Ⅱは、前夜午後10時には東京湾を抜け、午後11時頃相模湾に入りました。
江の島、三崎、大島超えて新島、敷根島、三宅島までと加山さんの曲、光進丸の歌詞通りの航路を進んできました。
外には富士山や正面に利島、左舷には新島が見えています。
加山さんは、新島に投錨して泳いだり、ダイビングしたりしていたそうです。
午前10時の船内では、スカットボールなどの様々なアトラクションが行われており、未体験のものを体験するのも船旅の醍醐味です。
加山さんも早速体験してみることに。
参加したのは、シャッフルボードというものです。
このゲームは、デッキに点数が書かれた枠にディスクを打ち込み得点を競います。海15世紀に英国で誕生し、その後客船で楽しまれたと言います。他のの客船でも結構取り入れられているゲームです。
飛鳥Ⅱでも定番のゲームで一番楽しまれています。
しかし、ゲームは船のスタッフとしましたが、24対16で加山さんが負けました。
リドカフェでは昼食の洋食がバイキング形式で提供されていました。
また、和食としてもバラ天丼があります。
ハリウッドシアターでは、加山さんの講演会「若さを保つ秘訣」がありました。
加山さんの若さを保つ秘訣は、ウォーキングだそうです。
講演会に続いて、いよいよ乗船客の皆さんが最も楽しみにしている加山さんのスペシャコンサートが、ギャラクシーラウンジで行われました。
コンサートで歌われた加山さんの名曲は、「旅人よ」、「光進丸」、「君といつまでも」、「海、その愛」などでした。